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正直不動産4巻では「地面師」ネタが!ネタバレ注意

こんにちは。penguin-sam(@PenguinSam_5)です。

以前の記事で、「正直不動産」というマンガがおもしろいよ!と紹介してます。

 

penguin-sam.hatenablog.com

 

今回は正直不動産4巻で出てくる「地面師」ネタについて紹介したいと思います。

始まりは不動産ブローカーからの土地売却紹介

主人公の不動産営業マン長瀬が、ブローカーから土地売却を考えてるお客(企業)を紹介されます。
当然長瀬は現地を見に行き、環境を調査します。幹線道路からも高速のICから近い。いわゆる優良物件です。
長瀬はこの土地を買い取って上手く転売して儲けようと絵を描きます。そして手土産にお饅頭(粒あんをもって売主企業を訪問します

買付証明書まで取り付ける

余談ですが、この「買付証明書」は売主と買主の間でこの土地を買いますよと合意することで、証明で法的拘束力はありません。
この買付証明書を発行した際にお互いの身分証明書提示します。
その時に売主企業が提示した身分証明書がパスポートでした。うーん、デジャヴュ??

やはり気になるんですね

先方の交渉に違和感を感じた長瀬は会社を辞めた元同僚に相談します。
すると、彼はその案件からは手を引いていました。
ここでついに!長瀬は地面師かも?と疑います。
「地面師かもしれない」という疑念はあるものの転売先は既に決まっています。会社の利益は1億円の設定です。うらやましい限りです。

ですが、地面師だと裏付ける証拠もありません。「怪しいから取引を止めましょう」と言って勘違いだったら1億円の利益が入ってきません。
こうやって天秤にかけてしまうから騙されてしまうのでしょうか。

周辺から情報収集することに

売主企業に会ったことがある人を探して長瀬があった人物が本当の所有者かどうか調べようってワケです。
餅は餅屋。売主企業がオフィスを借りた時の仲介業者なら!とひらめきます。
オフィス周辺で仲介した不動産業社を見つけました。

あれは伏線だったのか!

仲介不動産の人に話を聞いたところ、なんと!売主からこしあんのお饅頭を手土産にもらったことがあるとの証言がとれました。
こしあんですよ!こしあん以前長瀬は粒あんのお饅頭を手土産にもっていってます。
何気なく読んでましたが、あれは伏線だったんですね~。

さすが嘘がつけない「正直不動産」

この漫画の主人公の長瀬はある祟りで嘘がつけなくなってしまうのです。
そのため、証拠がないのに(粒あんだけ)「あなたたち本当は地面師じゃないんですか」と言ってしまいます。
間違ってたら名誉棄損で訴えられます。嘘が付けないってこわいです。はい。
結果、地面師だったんですけどね。

詐欺の手口は年々巧妙になっています

パスポートを見分けがつかないくらい精巧にできたり、3Dプリンターで実印を作ってしまったり、プロでも騙されてしまうくらい巧妙な手口で詐欺師は狙っています。

2、30年前ですかね、「ナニワ金融道」というマンガがありました。あのマンガも面白くて勉強になります。
金融業界ではバイブルにもなっていたらしいです。
ナニワ金融道にも地面師の話は載ってることを思い出しました。ナニワ金融道は今読んでもめちゃめちゃ面白いマンガです。

大人買いしちゃおうかな」と、密かに思っています。